Iさんは、20年前の結婚を機にマイホームを購入され幸せに生活されていました。 住宅ローン以外の借入については、急な出費が必要な時や趣味である競馬の為のものでしたが、これについても計画を立てて十分返済できる範囲内での借入でした。
しかし、8年ほど前より勤めていた会社の景気が悪くなり、少しずつ給料が減額され、返済が苦しくなってきました。マイホームを守りたいという気持ちもあり、返済の為の借入れを繰り返すようになりましたが、その返済も行き詰まり、当事務所へ相談に来られました。
借入総額 1920万円 月返済額 23万円
住宅ローン以外の残債 550万円 月返済額 15万円
住宅ローン残債 1370万円 月返済額 8万円
Iさんの話をお聞きすると・・・
上記、1~3を踏まえて、いろいろと話し合いを繰り返し破産手続を選択しました。
相談前 | 相談後 | ||||
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借入額 | 月返済額 | 借入額 | 月返済額 | ||
総借入額 | 1,920万円 | 23万円 | 1,480万円 | 11.1万円 | |
内訳 | 住宅ローン以外の債権 | 550万円 | 15万円 | 110万円 | 3.1万円 |
住宅ローン債権 | 1,370万円 | 8万円 | 1,370万円 | 8万円 |
相談前 | 相談後 | |||
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借入額 | 月返済額 | 借入額 | 月返済額 | |
総借入額 | 1,920万円 | 23万円 | 1,480万円 | 11.1万円 |
内訳1 住宅ローン以外の債権 |
550万円 | 15万円 | 110万円 | 3.1万円 |
内訳2 住宅ローン債権 |
1,370万円 | 8万円 | 1,370万円 | 8万円 |
住宅ローンについては、通常通りお支払いを継続
裁判所に個人再生手続の申立をし、無事に同手続が認可され、上記のように、住宅ローンの返済はそのままの状態で、それ以外の借入総額を5分の1とし、月々の返済額は11.1万円にまで減額することが出来ました。3年経てば住宅ローン以外の借金はすべて終了するということで、それに向けて元気に頑張っておられます。